はやり目の症状や種類

はやり目の治療と感染予防

 

ウイルス性結膜炎にかかった場合は、感染したウイルスに対する免疫が体内で作られて、自然に治るのを待つしかありません。いわゆる特効薬というものは無いわけですが、炎症を抑えたり、他の感染を引き起こさないようにするために、点眼薬や眼軟膏を使用するのが一般的です。

 

 

ウイルス性結膜炎は、基本的には片方の目から症状が現れます。したがって、症状のある目だけに点眼するようにして下さい。もう一方の目は、症状が現れるのが遅くなるほど軽く済むことになりますが、両眼に点眼すると点眼薬の容器から感染することがあります。

 

 

また、結膜炎の症状が治まってきた頃に、黒目の表面に小さな点状の濁りが現れてくる場合があります。この時に治療を止めてしまうと、黒目が濁って視力が低下してくる場合がありますから、医師にOKをもらうまでは点眼などの治療を続けたほうが無難です。

 

 

自分がはやり目であると診断された場合は、家族や周りにいる人に移さないように注意しなければなりません。ウイルスは、目をこすったり拭いたりしたハンカチやタオルなどから移る可能性があります。

 

 

目やにや涙が出て来ると、つい目を触りたくなるものですが、こういった場合はティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使用して拭き取るようにし、専用のビニール袋の中に入れて捨てるようにしましょう。もちろん、タオルや洗面用具は家族のものと別にしておきましょう。